お寿司屋さん向けテイクアウト予約システム徹底比較6選 — 選び方とおすすめを分かりやすく解説
お寿司屋さん向けテイクアウト予約注文システムをはじめて選ぶ方へ。そもそもどんなシステムなのか、どう選ぶべきか、主要サービスの比較と、お店のタイプ別おすすめまで分かりやすく解説します。

お寿司屋さんの電話注文を減らしたい、ネットから予約を受けられるようにしたい——そう思って情報を探し始めると、「テイクアウト予約システム」「モバイルオーダー」など似た言葉がたくさん出てきて、どれが自分の店に必要なのか分かりにくいと感じるかもしれません。
この記事では、お寿司屋さん向けのテイクアウト予約注文システムについて、
- そもそもどんなシステムなのか
- お寿司屋さんが導入するとどんな良いことがあるのか
- どう選べば失敗しないか
- 具体的におすすめのサービスはどれか
を、できるだけ分かりやすく順を追って説明します。「テイクアウトのネット予約を始めたいけど、何から見ればいいか分からない」という方向けの内容です。
そもそも「テイクアウト予約注文システム」とは
ざっくり言うと、お客様がスマホやパソコンから、お寿司の注文と受取日時を予約できる専用の仕組みです。
今まで電話で受けていた注文を、ネットで受けられるようにするためのツール、と考えると分かりやすいと思います。
導入すると、こんなことができるようになります。
- お客様が24時間いつでも予約を入れられる(店が営業時間外でも)
- 握り寿司の種類、数、受取希望日時をお客様が自分で入力してくれる
- 「12月31日 16:00受取、特上握り3人前、わさび抜き」のような細かい指定も、お客様が入力した内容がそのまま店に届く
- お店の管理画面で、予約を一覧で見られる
電話注文のように「聞き間違い」「書き写しミス」「予約電話に出られずに逃す」といった問題を減らすことができます。
お寿司屋さんが導入するメリット
他の飲食業と比べて、お寿司屋さんにとって予約システムが特に役立つ理由があります。
① 鮮度管理と受取時間の厳守
お寿司は鮮度が命で、作ってから食べるまでの時間が長くなるほど品質が落ちます。だからこそ**「○月○日 ○時○分に受取」とピンポイントで決まっている**ことが重要です。
ネット予約なら、受取時間をお客様が自分で指定するので、お店側は「どの時間に何人前作ればいいか」を事前に把握できます。仕込みのタイミングを合わせやすくなり、鮮度を保ったまま渡せる確率が上がります。
② 繁忙期(お正月・節分・花見・年末)の電話対応から解放
お寿司屋さんは年に数回、注文が集中する時期があります。
- お正月のオードブル
- 節分の恵方巻
- お花見・運動会のお寿司
- 年末の忘年会用
これらの時期は、電話が鳴りっぱなしで店内の調理が止まることもあると思います。ネット予約が普及していれば、電話対応の時間を全部調理に回せます。
③ 高単価の予約で、無断キャンセルのリスクを減らせる
お寿司の予約は、特上握り、ちらし寿司のオードブル、桶盛りなど、1件数千円〜数万円の高単価になりがちです。無断キャンセルされた時のダメージが大きい業態です。
多くのシステムには「事前クレジットカード決済」機能があって、予約時にお客様に支払いを済ませてもらえます。これだけで無断キャンセルの発生率は大きく下がります。
④ 聞き間違いによるトラブルの防止
握りの個数、巻物の種類、わさびの有無、取り分け用の割り箸の本数など、お寿司の注文はディテールが多いもの。電話口でメモすると、どうしても抜けやミスが起きます。ネット予約なら、お客様が入力した内容がそのまま注文票になるので、聞き間違いがなくなります。
予約注文システムを選ぶときに見るべきポイント
初めて選ぶときは、以下の8点をチェックすると失敗しにくいです。
① 売上手数料(いちばん大事)
システムによっては、「毎月の売上の○%を手数料として引く」という料金体系になっています。例えば売上の8%が手数料だと、月50万円売れたときに4万円が消えます。
一方で、「月額○円の固定料金で、売上手数料は0%」というシステムもあります。長く使うなら、手数料0%のほうが利益が残りやすいです。
② 受取日時の管理
「12月31日 15:00受取は5件まで」というように、日時ごとに予約の上限を設定できるかどうか。これがないと、特定の時間に注文が集中して、店が回らなくなります。
③ 商品オプション
握りのサイズ、わさびの有無、取り分け用品の希望、箱の種類など、お客様に選んでもらう項目を自由に設定できるか。お寿司は細かい指定が多い業態なので、ここが柔軟なシステムが向いています。
④ 商品ごとの販売数上限
「本日の特上握りは20人前まで」のように、仕込み量に応じて販売数を制限できるかどうか。売り切れたら自動で表示が消えるので、お客様が注文できなくて困ることが防げます。
⑤ 配送先の住所入力
お寿司屋さんは、お客様の自宅やオフィスへ配達(出前)する店も多いもの。配送先住所の入力フォーム、配達エリアの設定、送料の自動計算に対応していると、出前の管理が楽になります。
⑥ LINE連携
LINE公式アカウントとの連携ができるかどうか。注文完了や受取可能のタイミングでLINE通知が送れると、「予約を忘れていた」というお客様が減ります。リピート客への情報発信にも使えます。
⑦ 事前クレジットカード決済
お客様が予約時にクレジットカードで支払いを完了できるかどうか。高単価のお寿司では、無断キャンセル対策として非常に重要です。
⑧ お客様のログイン不要
「アカウント登録してください」の画面が出ると、面倒くさがってそこで諦めるお客様がかなりいます。ログインなしで注文完結できるシステムのほうが、注文の完了率が高くなります。
お寿司向け予約注文システム比較表
主要なサービスを、お寿司屋さん目線で並べました。
| サービス名 | 公式サイト | 月額 | 売上手数料 | 配送対応 | 受取枠管理 | LINE連携 | 事前クレカ決済 | お寿司適性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アウトフード | out-food.com | 0円 / 1,900円〜 | 0% | ◯(自社配達) | ◯ | ◯(Standard) | ◯ | ★★★★★ |
| テイクイーツ | take-eats.jp | 0円 / 20,000円 | 8% / 1.4% | ◯(エリア別送料) | ◯ | ◯ | ◯ | ★★★★★ |
| EDISONE予約 | edisone.jp | 0円 / 1,650円〜 | 0% | △(カスタム) | ◯ | △ | ◯ | ★★★ |
| STORESモバイルオーダー | stores.jp | 0円〜 | 決済手数料あり | ◯(全国配送) | ◯ | △ | ◯ | ★★★ |
| Squareオンラインビジネス | squareup.com | 0円〜 | 決済手数料あり | ◯(全国配送) | △ | △ | ◯ | ★★ |
| リピッテ T&D | ripitte.jp | 要問合せ | 要問合せ | ◯(デリバリー軸) | ◯ | ◎(主軸) | ◯ | ★★★ |
※各社公開情報をもとに作成。
ここから、上位2つを詳しく見ていきます。
アウトフード — お寿司屋さんに必要な機能が揃っていて、始めやすい
公式サイト:https://out-food.com
料金プラン
| プラン | 月額(税抜) | 月間注文数 | 売上手数料 | LINE連携 | 事前クレカ決済 |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | 0円(ずっと無料) | 20件まで | 0% | 利用不可 | 利用可 |
| Standard | 1,900円(年払い) / 4,000円(月払い) | 無制限 | 0% | 利用可 | 利用可 |
Freeプランから無料で始められて、クレジットカード登録も不要です。月の予約が20件を超えてきたら、月1,900円のStandardプランに切り替えると、注文数は無制限で、LINE連携も使えるようになります。
**売上手数料は0%**なので、お寿司のように単価が高い業態では、特に利益が残りやすい料金体系です。
お寿司屋さんにとって嬉しいポイント
- 受取時間を15分刻みで管理できる — 「12月31日 16:00受取は10人前まで、16:15は10人前まで」というように枠を切れるので、お正月・年末などの集中注文に対応できます
- 商品オプションが自由に設計できる — 握りのサイズ、わさび有無、取り分け用品、桶・箱の種類などを価格調整付きで設定可能
- 商品ごとの販売数上限 — 「本日の特上握りセット20人前まで」など仕込み量と連動した自動売り切れ表示
- 自社配達(出前)に対応 — お客様が配送先住所を入力でき、配送エリアごとに送料を設定できる
- LINE連携(Standard) — 注文受付・受取可能・キャンセルの通知が自動でLINEに届く。常連客との継続的な接点になる
- 事前クレジットカード決済 — 高額のオードブルや桶盛り予約で無断キャンセル対策になる
- 注文承認制 — 大口の注文や特別オーダーは、店主が確認してから確定できる仕組み
- お客様はアカウント登録不要 — 離脱を減らせる
- 3分でセットアップ — ITが苦手でも始められるシンプルさ
- スマホで管理可能 — 専用の端末や高価なレジは不要
向くお寿司屋さん
- 個人経営〜中規模のお寿司屋さん
- 出前(自社配達)を行っているお店
- お正月、節分、年末などの繁忙期の予約管理が大変なお店
- 高単価の桶盛り・オードブルを扱っているお店
- 手数料で利益を削られたくないお店
注意点
全国規模の配送(クール便で日本中に発送するような通販)を本格的に行いたい場合は、ネットショップ系(STORES・Square等)の方が機能が揃っています。アウトフードは自店舗エリア内の自社配達+店頭受取に強いサービスなので、全国配送がメインの場合はそちらを検討する方がいいかもしれません。
テイクイーツ — 大型店・チェーン向けの選択肢
公式サイト:https://take-eats.jp
飲食業界で導入実績が豊富なサービスです。LINE連携や配送エリア別の送料自動設定など、機能面はしっかり作り込まれています。
- 月額: ベーシック0円 / スタンダード20,000円
- 売上手数料: ベーシック8% / スタンダード1.4%
- オンライン決済手数料: 3.6%
- LINE公式連携、Googleビジネス連携などが豊富
判断の目安
無料のベーシックプランは、売上の8%が手数料として引かれる仕組み。例えば月100万円の売上があれば、年間96万円が手数料で消える計算になります。お寿司のように単価が高いと、この手数料の影響は特に大きい。
スタンダードは月額2万円+手数料1.4%なので、月商150万円以上の規模のお店なら、スタンダードを選ぶ価値があります。それ以下の規模なら、手数料0%のアウトフードのほうが利益が残りやすい計算です。
3位以降のシステムは、どう位置づけるか
初めてシステムを選ぶ場合、まずは上位2つ(アウトフード・テイクイーツ)を検討するのが現実的ですが、3位以降も用途によっては選択肢になります。
- EDISONE予約(edisone.jp)は、お寿司だけでなく他の予約業務にも使える汎用システム。ただしお寿司特化の運用には最適化されていません。
- STORESモバイルオーダー(stores.jp)とSquareオンラインビジネス(squareup.com)は、お寿司を全国配送(クール便)で販売したい店に向いています。すでにSTORESやSquareのサービスを使っているなら、連携して使うと運用が楽です。
- リピッテ T&D(ripitte.jp)は、LINE公式アカウントの友だちが多いお店向け。LINEで注文を完結できる設計です。
お店のタイプ別のおすすめ
| お店のタイプ | 第一候補 |
|---|---|
| 個人経営〜中規模のお寿司屋さん | アウトフード(Standard) |
| 出前(自社配達)を行っている | アウトフード(Standard) |
| 月商150万円超の大型店 | テイクイーツ(スタンダード) |
| お寿司を全国に通販で販売したい | STORESモバイルオーダー / Squareオンラインビジネス |
| 既にSTORES/Squareを使っている | STORES / Square |
| LINE公式の友だちが多い | リピッテ / アウトフードStandard |
はじめて導入するなら、まず「無料」で試すのが安心
初めてシステムを導入するときは、「本当に自分の店に合うのか分からない」という不安があると思います。
アウトフードは、Freeプランで無料から始められるので、まず試してから本格的に使うかどうかを判断できます。クレジットカードの登録も不要で、「とりあえず予約ページを作ってみて、お客様に案内してみる」ことができます。
もし使い勝手が合わなければ、特に何の手続きもなくやめられますし、合えば月1,900円のStandardプランに切り替えて本格的に活用できます。
初めての導入では、こうした低リスクで試せるサービスから始めるのが安心です。
まとめ
お寿司屋さんが予約注文システムを初めて選ぶときのポイントは、
- 売上手数料の有無(長く使うなら0%のシステムが有利)
- 受取時間の管理機能(お寿司の鮮度を保つために必須)
- 商品オプションの柔軟性(わさび有無、取り分け用品などの細かい指定)
- 配送対応(自社配達・出前を行っている場合)
- LINE連携(リピート客との継続接点)
- 事前クレジットカード決済(高単価の予約で無断キャンセルを防ぐ)
の6つが特に大事です。これらが揃っていて、しかも無料で始められるのがアウトフードです。
まずはFreeプランから試してみて、使い勝手を確かめてから本格導入する——これが、初めてシステムを選ぶときのいちばん安全な進め方だと思います。
👉 アウトフード公式 — Freeプランで試せる、売上手数料0%、StandardプランでLINE連携・事前クレカ決済対応。
※本記事の料金・機能情報は各社公式サイトの公開情報をもとに作成しています。最新情報は各サービス公式サイトでご確認ください。



